今日は何の日カレンダー

歴史・5月2日

イギリスで最初の労働党内閣(マクドナルド内閣)が成立

1924年5月2日、イギリスにおいてラムゼイ・マクドナルドを首相とする初の労働党内閣が成立しました。これは英国政治史において、長年の二大政党制から労働党が政権を担う画期的な出来事となりました。少数党内閣としてのスタートでしたが、英国の政治構造に大きな転換点をもたらしました。

マクドナルド内閣成立の背景

1923年のイギリス総選挙の結果、どの政党も単独過半数を獲得できない議会となりました。現職の保守党ボールドウィン内閣が議会での信任投票に敗れた後、国王ジョージ5世の要請により、議会第2党であった労働党の党首ラムゼイ・マクドナルドが組閣の大命を受けました。こうして1924年5月2日、イギリス史上初となる労働党による内閣が正式に成立しました。

その後の影響と意義

労働党にとって初の政権獲得であり、労働者階級を支持基盤とする政党が国家運営の責任を負うという点で歴史的な意義を持っています。しかし、自由党の支持を前提とした少数党内閣であったため政権基盤は盤石ではなく、同年中に内閣は倒れることになりました。それでも、労働党が「政権担当能力」を示す契機となり、その後のイギリス政治における本格的な二大政党制(保守党対労働党)の確立へとつながる重要な第一歩となりました。

ポイント

  • 1924年5月2日にイギリスで最初の労働党内閣が成立した。
  • ラムゼイ・マクドナルドが首相に就任した。
  • 労働党にとって歴史上初めての政権獲得であった。