科学・技術・5月2日
イギリスで世界初の商業用ジェット旅客機「コメット」が初就航
5月2日は、1952年にイギリスで世界初の商業用ジェット旅客機「コメット」が世界で初めて定期商業飛行に就航した日です。プロペラ機が主流だった時代に航空業界のジェット化の口火を切った重要な出来事であり、世界の航空交通に大きな変革をもたらしました。ここでは、デ・ハビランド コメットの初就航に関する歴史的背景とその影響について解説します。
世界初のジェット旅客機「コメット」の初就航
1952年5月2日、イギリスの航空機メーカーであるデ・ハビランド社が開発したジェット旅客機「コメット1型」が、ロンドン発ヨハネスブルグ行きの定期路線で世界初の商業飛行を行いました。当時、世界の航空機はプロペラ機が主流でしたが、ジェットエンジンを搭載したコメットは、それまでの機体を大きく上回る高高度を高速で飛行し、移動時間を劇的に短縮しました。
歴史的背景とその後の影響
第二次世界大戦後、イギリスは航空機産業での主導権を握るため、国策としてジェット旅客機の開発を推進しました。コメットの就航は技術的偉業として世界中に衝撃を与え、イギリスの航空技術の高さを知らしめました。しかしその後、機体の金属疲労に起因する連続墜落事故が発生し、一時は運航停止を余儀なくされるなど、航空安全における重大な教訓を残すことにもなりました。この経験は、その後の安全基準や設計手法の確立に大きく寄与しています。
ポイント
- 1952年5月2日にデ・ハビランド コメットが初就航した。
- ロンドンとヨハネスブルグを結ぶ路線で運航された。
- 世界で初めて定期商業飛行を行ったジェット旅客機である。