社会・4月30日
日本で「売春防止法」が完全施行
4月30日は、日本において「売春防止法」が完全施行された日です。この法律は、売春が人道に反し、社会の風俗を乱すものであるという観点から制定されました。公布から段階的な施行を経て、1958年(昭和33年)4月30日に罰則を含むすべての規定が完全施行され、公娼制度の歴史に幕が下ろされました。
売春防止法とは
売春防止法は、売春を「人道に反し、社会の風俗を美風を害するもの」と規定し、これを助長する行為などを処罰することを目的として制定された法律です。女性団体や世論からの強い要望を受け、1956年に公布されました。
完全施行までの経緯と影響
同法は段階的に施行され、罰則規定などの完全施行が迎えられたのが1958年4月30日でした。これにより、いわゆる赤線地帯などの公認された売買春を行う地域や施設が法律上の根拠を失い、事実上の消滅へと向かいました。戦後日本の社会制度や女性保護行政において大きな転換点となった出来事です。
ポイント
- 売春防止法は1956年に公布された。
- 罰則規定を含む完全施行は1958年4月30日に行われた。
- 公娼制度および赤線地帯の廃止につながる歴史的な法律である。