記念日・4月30日
全国献血運動開始の日
4月30日は「全国献血運動開始の日」です。日本における献血運動の推進と、血液の安定確保を目的として制定された記念日です。善意による献血の重要性を広く社会に呼びかける日となっています。
全国献血運動開始の由来
日本において、かつては売血(血液を売買すること)が主流であり、輸血用血液の売血による健康被害(買血禍)が大きな社会問題となっていました。こうした状況を改善するため、健康な人々が無償で血液を提供する「献血」への切り替えが強く求められるようになりました。政府や日本赤十字社などの取り組みにより、献血運動が本格的に開始されたことを記念して、この日が位置づけられています。
献血運動の歴史と社会的背景
当時、輸血に必要な血液の多くを売血に頼っていたため、血液の品質や安全性に懸念がありました。1964年(昭和39年)には閣議決定により「献血により確保された血液を輸血用血液の用とする」ことが決定され、名実ともに善意の献血体制への移行が進められました。全国献血運動開始の日は、こうした歴史的背景の中で、安全な血液を自給自足するための意識向上を図る重要な契機となっています。
ポイント
- 日本における献血運動の推進を目的とした記念日である。
- かつての売血制度から、無償の献血体制へ移行する歴史的背景を持つ。