科学・技術・4月28日
スペースシャトル「エンデバー」が打ち上げられた日
4月28日は、アメリカのスペースシャトル「エンデバー」が初めての宇宙飛行に向けて打ち上げられた日です。エンデバーは、事故で失われたチャレンジャーの代替機として建造されたオービターであり、NASAの宇宙開発において重要な役割を果たしました。この初飛行は、宇宙空間での組み立て作業や科学ミッションの遂行能力を実証する契機となりました。
スペースシャトル「エンデバー」の初飛行
1992年4月28日、スペースシャトル計画の5機目のオービターである「エンデバー」が、ケネディ宇宙センターからSTS-49ミッションとして打ち上げられました。この飛行の主な目的は、軌道上で回収されたインテルサット通信衛星の修理を行うことでした。宇宙飛行士による複数の船外活動(EVA)が行われ、無事にミッションを成功させました。
エンデバー建造の背景
エンデバーは、1986年のチャレンジャー号爆発事故を受けて、その代替機として建造が決定された機体です。既存の構造用予備部品を活用して組み立てられ、最新の航法システムや安全装置が導入されました。機体名は、一般からの公募によって、イギリスの探検家ジェームズ・クックが率いた帆船「エンデバー」にちなんで名付けられました。
その後の影響と実績
エンデバーは初飛行以降、国際宇宙ステーション(ISS)の建設やハッブル宇宙望遠鏡の保守ミッションなど、数多くの重要な宇宙飛行に参加しました。2011年のスペースシャトル計画終了までに計25回の飛行を成功させ、退役後はアメリカのカリフォルニア科学センターで一般展示されています。
ポイント
- エンデバーの初飛行ミッションはSTS-49である。
- 打ち上げ年月日は1992年4月28日である。
- チャレンジャー号の事故後に代替機として新造された。
- 機体名はジェームズ・クックの帆船に由来する。