歴史・4月25日
ポルトガルでカーネーション革命が発生
1974年4月25日、ポルトガルで無血クーデターである「カーネーション革命」が発生しました。長年続いた独裁体制が倒され、同国の民主化への大きな転換点となった歴史的な出来事です。
カーネーション革命の経過
1974年4月25日未明、ポルトガルの若手将校らを中心とする国軍運動(MFA)がクーデターを起こしました。市民もこれに同同調し、街頭に出て兵士たちの銃口に赤いカーネーションを差し入れたことから、「カーネーション革命」と呼ばれるようになりました。市民の大きな流血を伴わなかったことが特徴です。
背景と影響
当時のポルトガルでは、エスタド・ノヴォ(新国家)と呼ばれる長年の権威主義的・独裁的な体制が続いており、泥沼化していたアフリカ植民地戦争に対する国民の不満が高まっていました。革命の成功により独裁政権は崩壊し、のちにアフリカ植民地の独立承認や、民主的な憲法の制定へとつながりました。
ポイント
- 1974年4月25日に発生した。
- 軍部のクーデターを発端とする無血革命である。
- 市民が銃口にカーネーションを挿したことが名称の由来となった。
- ポルトガルの民主化および植民地政策の転換点となった。