社会・4月21日
日本初の高層ビル「ホテルニューオータニ」が開業
4月21日は、日本初の高層ビルである「ホテルニューオータニ」が開業した日です。1964年の東京オリンピックを控えた外国人観光客の宿泊施設不足を解消するため、大谷重工業の社長であった大谷米太郎によって建設されました。当時としては圧倒的な高さを誇る建築物であり、日本の建築技術や都市景観の近代化における画期的な出来事となりました。
ホテルニューオータニ開業の背景
1964年に開催される東京オリンピックに向け、日本国内では急増する外国人観光客を迎えるためのホテル不足が深刻な課題となっていました。こうした中、実業家の大谷米太郎は、自身が所有していた東京都千代田区紀尾井町の旧伏見宮邸跡地に大規模なホテルの建設を計画しました。
日本初・東洋一の高層建築
ホテルニューオータニの本館は地上17階建て、高さ約73メートルとして建設され、当時日本で最も高いビルとなりました。工期が極めて限られていたため、鉄骨構造の採用や工業化建築の技法が導入され、着工から約1年5ヶ月という短期間で完成しました。また、日本初の回転展望レストランが屋上に設置されたことでも大きな注目を集めました。
その後の影響と建築史的意義
ホテルニューオータニの開業は、日本における超高層建築の先駆けとなりました。この工事で培われた技術や、建築基準法における高層建築に関する法整備への影響など、その後の日本の都市開発や建築史において重要なマイルストーンとなりました。
ポイント
- ホテルニューオータニの本館は1964年4月21日に開業した。
- 地上17階建てで、当時日本一のの高さを誇る高層ビルであった。
- 1964年の東京オリンピックに向けた外国人宿泊施設の不足を解消するために建設された。