国際・4月15日
世界貿易機関(WTO)設立を取り決めたマラケシュ宣言が採択される
4月15日は、世界貿易機関(WTO)の設立を取り決めたマラケシュ宣言が採択された歴史的な日です。この宣言により、戦後の国際貿易体制を支えてきたGATT(関税および貿易に関する一般協定)を発展的に継承するWTOの設立が決定されました。グローバルな経済秩序の転換点となった重要な出来事です。
マラケシュ宣言の採択とWTOの設立
1994年4月15日、モロッコのマラケシュで開催された閣僚会議において、ウルグアイ・ラウンドの成果文書である「マラケシュ宣言」が採択されました。これにより、従来のGATT体制を強化・拡大し、より強力な紛争解決能力を持つ国際機関として「世界貿易機関(WTO)」を設立することが正式に合意されました。WTOは翌1995年1月に正式発足することになります。
歴史的背景とその後の影響
第二次世界大戦後、世界貿易の自由化と関税引き下げを主導してきたのはGATTでした。しかし、サービス貿易や知的所有権など、モノの貿易にとどまらない新たな経済課題への対応や、実効性のある紛争解決手続の必要性が高まっていました。ウルグアイ・ラウンドの妥結とマラケシュ宣言の採択は、こうした世界的な要請に応えるものであり、その後のグローバル化や国際通商ルールの法的拘束力を飛躍的に強める契機となりました。
ポイント
- 1994年4月15日にマラケシュ宣言が採択された。
- モロッコのマラケシュで開催された閣僚会議が舞台となった。
- ウルグアイ・ラウンドの成果文書であり、WTO設立の基盤となった。
- 世界貿易機関(WTO)はその後1995年1月に正式に発足した。