文化・芸術・4月5日
映画『男はつらいよ』シリーズの第1作目が劇場公開された日
4月5日は、日本映画史を代表する国民的シリーズ『男はつらいよ』の第1作目が劇場公開された日です。渥美清演じる「フーテンの寅さん」こと車寅次郎のキャラクターとお馴染みの人情劇は、多くの観客を魅了しました。この作品のヒットにより、シリーズは長期にわたって日本映画の金字塔として愛され続けることになります。
映画『男はつらいよ』第1作の公開
1969年(昭和44年)4月5日、山田洋次監督、渥美清主演による映画『男はつらいよ』の第1作目が劇場公開されました。もともとはフジテレビ系のテレビドラマとして始まったものでしたが、最終回で主人公・車寅次郎がハブに噛まれて死亡するという衝撃的な結末を迎えた後、視聴者の熱烈な要望に応える形で映画化が実現しました。映画版はテレビドラマの設定を引き継ぎつつ、日本各地の美しい風景や温かい人々のふれあいを背景に、寅次郎の破天荒な生き様とマドンナへの切ない恋を描いて大ヒットを記録しました。
シリーズの展開とその影響
第1作の成功を受けて松竹はシリーズ化を決定し、お正月とお盆の年2回公開の定番映画として長年製作続けられました。主人公の寅次郎が故郷の葛飾・柴又へ戻っては家族や周囲と騒動を起こし、再び旅に出るというお決まりのパターンは、日本人の共通の原風景や人情の機微を伝えるものとして親しまれました。渥美清の軽妙な演技と山田洋次監督をはじめとするスタッフの丁寧な作風は、日本映画界に大きな足跡を残しました。
ポイント
- 『男はつらいよ』の第1作目は1969年(昭和44年)4月5日に劇場公開された。
- 映画化の前にはテレビドラマ版が放送されており、主人公の死で終了したことが映画化のきっかけとなった。
- 監督は山田洋次、主演は渥美清が務めた。