記念日・3月23日
パキスタン・デー(パキスタン共和国記念日)
3月23日はパキスタン・デー(パキスタン共和国記念日)であり、同国の歴史において極めて重要な意味を持つ祝日です。1940年のこの日にラホール決議が採択されたこと、および1956年にパキスタン・イスラム共和国憲法が発効してイスラム共和国が成立したことを記念しています。首都イスラマバードでは盛大な軍事パレードや式典が執り行われます。
パキスタン・デーの由来と歴史的背景
パキスタン・デーは、1940年3月22日から24日にかけて全インド・ムスリム連盟がラホールで開催した年次集会が深く関わっています。この集会で3月23日に採択されたのが「ラホール決議(後にパキスタン決議と呼ばれる)」です。この決議では、イギリス領インド帝国のなかでムスリム(イスラム教徒)が多数を占める地域を独立させ、自治・主権を持つ独立国家を樹立すべきであることが初めて公式に要求されました。これが後のパキスタン建国への決定的な一歩となりました。
共和国の成立と記念日の定着
ラホール決議から16年後の1956年3月23日、パキスタンは最初の独自憲法である「1956年憲法」を採択し、イギリス連邦内の自治領から「パキスタン・イスラム共和国」へと移行しました。この二つの重大な出来事(1940年の決議採択と1956年の共和国成立)が同じ3月23日であったことから、この日が国家の記念日として制定されました。現在ではパキスタン国内の祝日として、国旗掲揚やパレード、大統領や首相による演説などが行われます。
ポイント
- 3月23日はパキスタン・デー(パキスタン共和国記念日)として祝われる。
- 1940年3月23日にラホール決議が採択された。
- 1956年3月23日にパキスタン・イスラム共和国憲法が発効した。
- 首都イスラマバードでは記念の軍事パレードが開催される。