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歴史・3月23日

イギリスと清の間でアヘン戦争の端緒となる事件が起きる(中国でのアヘン没収・破棄開始)

3月23日は、イギリスと清の間でアヘン戦争の端緒となる事件に関連し、中国においてアヘンの没収と破棄が開始された日です。この動きは、両国間の緊張を劇的に高め、やがて近代の東アジア情勢を大きく揺るがす戦争へと発展していきました。ここでは、アヘンを巡る当時の状況と事件の経緯について解説します。

アヘン没収・破棄の背景

19世紀前半、イギリスは清との貿易赤字を解消するため、植民地であるインドから清へ向けてアヘンを大量に密輸しました。これにより清国内でアヘン中毒者が急増し、銀の流出や社会綱紀の乱れが深刻な問題となりました。事態を重く見た清政府は、林則徐を欽差大臣として広州に派遣し、アヘンの取り締まりを厳格に行う方針を固めました。

事件の展開とその後の影響

広州に赴いた林則徐は、外国商人に対してアヘンの供出を強く要求し、応じない場合は外国商館を封鎖するなどの強硬措置をとりました。これにより膨大な量のアヘンが没収され、のちに公開廃棄されることになりました。この清側の断固たる措置は、イギリス側の強い反発を招き、翌年のアヘン戦争勃発へと直結する重大な契機となりました。

ポイント

  • 清政府はアヘン密輸を取り締まるため、林則徐を広州に派遣した。
  • 没収されたアヘンの破棄は、イギリスとの間に決定的な亀裂を生じさせた。