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歴史・3月20日

満州国が建国され、首都を新京と定める

1932年3月20日は、満州国が建国され、その首都を新京と定めると布告された日です。日本の関東軍の主導によって中国東北部に樹立されたこの政権は、国際的な承認をめぐり大きな外交問題となりました。歴史的な経緯とその影響について解説します。

満州国の建国と首都・新京の制定

1931年9月に勃発した満州事変の後、日本軍(関東軍)の支援を受けて、中国東北部(満州)において新たな国家の樹立に向けた動きが急ピッチで進められました。1932年3月1日に「建国宣言」が出され、同月20日に首都が新京(現在の長春)に定められることが正式に布告されました。これにより、清朝最後の皇帝であった愛新覚羅溥儀が執政(後に皇帝)に就任し、形式上の独立国としての体制が整えられました。

国際的な影響と歴史的背景

満州国の建国は、日本の勢力圏を拡大する目的で進められた傀儡政権の樹立であり、国際連盟において大きな議論を呼びました。国際連盟はリットン調査団を派遣して調査を行い、1933年に満州国の独立を認めない勧告案を採択しました。これに反発した日本は国際連盟を脱退することとなり、日本の国際的な孤立を深める大きな転換点となりました。

ポイント

  • 1932年3月20日に満州国の首都が新京と定められた。
  • 新京は現在の中国吉林省長春市にあたる。
  • 満州国の建国は日本の関東軍が深く関与して進められた。
  • この地域の支配を巡る国際的な対立から、日本は国際連盟脱退に至った。