歴史・3月16日
マルクス・アウレリウス・アントニヌスがローマ皇帝に即位した日
3月16日は、ローマ帝国の皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスが即位した日として知られています。彼は「五賢帝」の最後の一人であり、哲人皇帝としても高く評価されています。この即位は、ローマ帝国が比較的安定した統治を維持していた時代の重要な転換点となりました。
マルクス・アウレリウスの即位
マルクス・アウレリウス・アントニヌスは、先代皇帝アントニヌス・ピウスの養子となり、元老院の承認を経てローマ皇帝に即位しました。彼は共同皇帝としてルキウス・ウルスを指名し、ローマの歴史上初めて二人の皇帝による統治体制を開始しました。
その後の影響と実績
皇帝としての治世において、マルクス・アウレリウスはゲルマン人との戦争や国内の疫病など多くの困難に直面しました。しかし、彼は実務的な統治を行う一方で、ストア派の哲学を深く学び、自省録を遺すなど「哲人皇帝」としての足跡を残しました。彼の死後、帝位は実子のコンモゥドゥスに継承されましたが、これが後に「五賢帝」時代終焉の端緒となりました。
ポイント
- マルクス・アウレリウス・アントニヌスはローマ帝国の「五賢帝」の最後の一人である。
- 即位後、ルキウス・ウルスを共同皇帝として迎えた。
- ストア派の哲学者としても知られ、『自省録』の著者である。