社会・3月15日
日本初の私立女子大学である日本女子大学校(現・日本女子大学)が開校
3月15日は、日本初の私立女子大学である日本女子大学校(現・日本女子大学)が開校した日です。成瀬仁蔵によって設立され、日本の女子高等教育の発展において重要なマイルストーンとなりました。近代日本における女性の自立と高等教育の機会均等を大きく前進させた出来事です。
日本女子大学校の開校
1901年(明治34年)3月15日、日本女子大学校が東京・目白の地で開校式を挙行しました。創立者は教育家の成瀬仁蔵であり、女子に対する当時の不十分な高等教育の現状を打破し、女性が自立した社会人として生きるための教育を目指して設立されました。開校時には家政学部、国文学部、英文学部の3学部が設置され、多くの学生が入学しました。
創立の背景と理念
成瀬仁蔵は「女子教育論」を著し、女性も一人の人間として、また国民として、完全な教育を受ける必要があると訴えました。当時の日本においては、良妻賢母を主眼とした教育が主流でしたが、日本女子大学校はそれを超えて、女性の個性や能力を最大限に伸ばし、社会的自立を果たすことを教育理念に掲げました。この理念は、のちの日本の女子高等教育機関の模範となりました。
その後の影響と展開
日本女子大学校の開校は、他の私立女子高等教育機関の設立を刺激し、日本の女性教育の近代化に大きく貢献しました。その後、大学令の施行などに伴い昇格を経て、現在の日本女子大学へと引き継がれています。卒業生からは、教育界、文学、科学など多方面で活躍する人材が多数輩出されました。
ポイント
- 1901年(明治34年)3月15日に日本女子大学校が開校した。
- 創立者は教育家の成瀬仁蔵である。
- 設立当初は家政学部、国文学部、英文学部の3学部体制であった。