社会・3月13日
アメリカで「星条旗」が国歌として正式採用された日
3月13日は、アメリカ合衆国の国歌である「星条旗(The Star-Spangled Banner)」が、法律によって正式に国歌として制定された日です。1931年のこの日、連邦議会の決議を経て大統領が署名し、長年親しまれてきた歌が国の公式な象徴となりました。
「星条旗」の誕生と歴史的背景
「星条旗」の歌詞の元となったのは、1814年の米英戦争の最中に起きたボルチモアのマクヘンリー要塞攻防戦です。当時、アメリカの弁護士であったフランシス・スコット・キーが、イギリス軍による艦砲射撃のあとでも要塞の上にアメリカ国旗(星条旗)が掲げられ続けているのを洋上の船から目撃し、その感動を詩に詠みました。この詩に、当時よく知られていたイギリスの曲のメロディが付けられ、「星条旗」として広く歌われるようになりました。
正式な国歌への道のりとその影響
長年にわたり、「星条旗」は事実上の国歌として国民や軍隊の間で広く親しまれていましたが、法的根拠に基づく公式な国歌の定めはありませんでした。その後、国民的な運動や法案提出を経て、1931年3月13日にハーバート・フーヴァー大統領が法案に署名し、正式にアメリカ合衆国の国歌として法制化されました。これにより、国の公式行事などで演奏される際の標準的な位置づけが明確になりました。
ポイント
- 1931年3月13日に法案が成立し、正式な国歌となった。
- 歌詞の原詩は1814年の米英戦争時にフランシス・スコット・キーによって書かれた。
- メロディにはイギリスの既存の楽曲(ジョン・スタッフォード・スミス作曲のクラブ歌)が流用された。