歴史・3月8日
米ソ冷戦においてロナルド・レーガン大統領がソビエト連邦を「悪の帝国」と呼称
1983年3月8日、アメリカ合衆国のロナルド・レーガン大統領がフロリダ州オーランドでの演説において、ソビエト連邦を「悪の帝国(Evil Empire)」と呼称しました。この発言は、当時の米ソ冷戦におけるイデオロギー対立を象徴する出来事として広く知られています。冷戦期の米ソ関係において、強硬な姿勢を示す転換点の一つとなりました。
「悪の帝国」発言の概要
1983年3月8日、ロナルド・レーガン大統領は全米福音主義者協会(National Association of Evangelicals)で行った演説の中で、ソビエト連邦を「現代世界における悪の帝国(Evil Empire)」と表現しました。この演説は宗教的な文脈や道徳的な観点からソ連体制を批判するものであり、軍拡競争の正当化や、自由主義陣営の団結を訴える意図が含まれていました。
歴史的背景と影響
当時、アメリカとソビエト連邦の間では戦略兵器削減交渉(START)などが進められていましたが、アフガニスタン侵攻などを背景に緊張が高まっていました。レーガン政権は「強いアメリカ」を掲げ、軍事力の増強を推進していました。この「悪の帝国」発言はソ連側からの猛烈な反発を招き、一時的に米ソ関係はさらに冷え込みましたが、その後の歴史的経緯を経て、1980年代後半の対話路線へとつながっていくことになります。
ポイント
- 発言日は1983年3月8日である。
- 発言を行った場所はフロリダ州オーランドである。
- 演説を行ったのは全米福音主義者協会(NAE)の集会である。