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歴史・3月2日

ミャンマーでネ・ウィンが軍事クーデターを起こし実権を掌握

3月2日は、ミャンマーにおいて歴史的な転換点となった日です。1962年のこの日、ネ・ウィン将軍が率いる国軍がクーデターを起こし、国家権力を掌握しました。これにより、ミャンマーにおける parlamentary democracy(議会制民主主義)の時代が終わりを告げ、長期にわたる軍政の端緒となりました。

クーデターの背景

当時、ビルマ(現ミャンマー)ではウ・ヌ首相率いる政権が舵を取っていましたが、経済の停滞や国内の民族問題、地方の分離独立運動への対応を巡り、政治的混乱が続いていました。国軍の最高司令官であったネ・ウィンは、国家の崩壊を防ぐという名目の下、政治介入の機会を窺っていました。

実権の掌握と「ビルマ式社会主義」

1962年3月2日のクーデターで、国軍はウ・ヌ政権の主要閣僚らを拘束し、憲法を停止して最高権力機関である「革命評議会」を設置しました。ネ・ウィンは議長に就任し、のちに「ビルマ式社会主義」と呼ばれる独自の国家方針を掲げました。これは外国からの影響を排除し、国有化を推し進める内向的な政策でしたが、結果として経済の著しい衰退を招くことになりました。

その後の影響

このクーデターを契機として、ミャンマーは数十年にわたり軍事政権による統治が続くことになりました。国際社会から孤立した閉鎖体制は長年国民生活を圧迫し、のちの民主化運動や度重なる政治的動乱の根本的な遠因となりました。

ポイント

  • 発生日は1962年3月2日である。
  • 首謀者はネ・ウィン将軍である。
  • クーデターにより議会制民主主義が停止され、軍事政権が樹立された。