社会・2月23日
イギリスで狂牛病(BSE)の最初の感染牛が確認されたと公表(1986年)
1986年2月23日、イギリスにおいて狂牛病(BSE:牛海綿状脳症)の最初の感染牛が確認されたことが公表されました。この発表は、その後の畜産業界や食品安全行政に大きな衝撃を与える契機となりました。牛海綿状脳症の発見と公表の経緯、およびその歴史的背景について解説します。
BSE初確認の公表
1986年2月、イギリスでこれまでにない神経症状を示す牛の病気が確認され、同年2月23日にそれが新たな病気であるとして公表されました。後に牛海綿状脳症(BSE)と呼ばれるこの病気は、牛の脳組織がスポンジ状に変性する致死性の疾患であり、畜産業界に大きな不安をもたらしました。
その後の影響と背景
当初は牛の間での病気として対処されていましたが、1990年代に入るとヒトへの感染(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)の可能性が指摘されるようになりました。これにより1996年にはイギリス産牛肉の輸出禁止措置が取られるなど、世界的なパニックや食の安全に対する意識の大改革へと発展しました。
ポイント
- 1986年2月23日にイギリスで最初の感染牛の確認が公表された。
- BSEは牛海綿状脳症の略称である。