国際・2月20日
国際連盟が第1回総会を開催(1920年)
1920年2月20日、前年に関係条約の発効によって成立した国際連盟が、最初の総会をスイスのジュネーブで開催しました。第一次世界大戦の惨禍を経て、国際平和と安全の維持を目的として設立された史上初の常設国際機関による歴史的な第一歩でした。この総会には多くの加盟国が集まり、国際協調の新しい時代が幕を開けました。
国際連盟の第1回総会開催
1920年2月20日、国際連盟はスイスのジュネーブにおいて第1回総会を開催しました。第一次世界大戦の反省から、パリ講和会議で採択された国際連盟規約に基づき設立された同連盟は、世界平和の維持や国際協力の推進を掲げていました。この記念すべき最初の総会には、各国から代表団が参集し、組織の規程や今後の運営方針について審議が行われました。
歴史的背景と設立の経緯
国際連盟の設立は、アメリカ合衆国大統領ウッドロウ・ウィルソンが提唱した「平和原則」が大きな原動力となりました。第一次世界大戦という未曾有の破壊と犠牲を経験した国際社会において、二度とこのような大戦を起こさないための集団安全保障体制を作る必要性が痛感されたためです。前年の1919年にヴェルサイユ条約が調印され、同条約の一部として国際連盟規約が組み込まれる形で発足に至りました。
その後の影響と課題
国際連盟は人類史上初の本格的な世界的平和機関として多くの期待を背負って出発しましたが、いくつかの構造的な弱点を抱えていました。最大の推進者であるはずのアメリカ合衆国が議会の反対によって結局加盟せず、また敗戦国やソビエト連邦の参加が当初見送られるなど、普遍的な国際機関としての機能には限界がありました。その後、1930年代に入ると主要国の脱退や侵略行為に対する無力さが露呈し、第二次世界大戦の勃発を防ぐことはできませんでした。しかし、その理念や組織運営の経験は、のちの国際連合へと引き継がれることになりました。
ポイント
- 国際連盟の第1回総会は1920年2月20日に開催された。
- 開催地はスイスのジュネーブであった。
- 国際連盟は第一次世界大戦後に平和維持を目的として設立された。
- のちの国際連合の前身となった組織である。