歴史・2月20日
ロシアによるウクライナのクリミア半島併合が始まる(2014年)
2014年2月20日は、ロシアによるウクライナのクリミア半島併合の動きが始まったとされる日です。ウクライナ国内の政変を契機に、ロシア軍の関与のもとでクリミア半島の分離とロシアへの編入に向けた一連の行動が開始されました。この出来事は、その後のウクライナ東部紛争や国際的な緊張の大きな発端となりました。
クリミア危機の発端
2014年2月、ウクライナでは親ロシア派のヴィクトル・ヤヌコビッチ大統領が失脚する政変(ユーロマイダン革命)が発生しました。これに反発する動きがウクライナ国内の親ロシア派住民が多いクリミア半島で強まりました。2月20日前後から、ロシアの軍服を着用した正体不明の武装勢力(いわゆる「リトル・グリーン・メン」)がクリミア半島の主要な政府施設やインフラの占拠を開始しました。
ロシアによる併合と国際社会の反応
武装勢力による実効支配が進む中、2014年3月にはクリミア半島でロシアへの編入を問う住民投票が強行され、ロシア側は圧倒的多数で承認されたと発表しました。これを受けてロシアはクリミアの併合を一方的に宣言しました。ウクライナおよびアメリカ、EUなどの国際社会はこの住民投票と併合を国際法違反であるとして強く非難し、ロシアに対する経済制裁を発動するなど、現在に至るまで深刻な外交・安全保障上の対立が続いています。
ポイント
- 2014年2月20日は、ロシアによるクリミア半島併合の動きが表面化した開始日とされている。
- ウクライナの政変と親ロシア派の反発が背景にある。
- 国際社会の大半はこの併合を違法なものとみなしている。