歴史・2月15日
ソ連軍のアフガニスタン撤退完了(1989年)
1989年2月15日、ソビエト連邦はアフガニスタンからの軍事撤退を完了しました。1979年の軍事介入以来約9年に及んだ紛争に区切りがつけられた歴史的な出来事です。
ソ連軍のアフガニスタン撤退の経緯
1979年12月、ソ連邦は親ソ政権を支援するためアフガニスタンへ軍事介入を行いました。しかし、イスラム武装勢力(ムジャヒディン)による激しい抵抗と国際社会からの非難を受け、長期的な泥沼化に陥りました。その後、ゴルバチョフ政権下での新思考外交による方針転換や、1988年のジュネーブ協定の署名を経て、段階的な撤退が進められ、1989年2月15日にすべての撤退が完了しました。
その後の影響と歴史的意義
ソ連軍の撤退により、約9年間にわたったアフガニスタン紛争は一つの転換点を迎えました。しかし、ソ連撤退後も国内の政情不安や内戦は収まらず、その後のタリバンの台頭や、さらなる国際紛争への火種を残す結果となりました。また、この軍事介入と財政負担は、ソ連崩壊を早めた要因の一つとしても指摘されています。
ポイント
- 1989年2月15日にソ連軍のアフガニスタン撤退が完了した。
- ソ連によるアフガニスタンへの軍事介入は1979年に開始された。
- 撤退完了は1988年のジュネーブ協定に基づくものである。