歴史・2月13日
エドワード・コークがイギリスの法典学者として『司法行政論』をまとめた日
2月13日は、イギリスの法学者エドワード・コークが法典に関する重要な著作『司法行政論』をまとめた日として知られています。コークはコモン・ローの擁護者として、王権に対する議会の優越や法治主義の確立に多大な影響を与えました。彼の業績は近代の法制度や人権思想の基礎を形作るものとなりました。
エドワード・コークと『司法行政論』
エドワード・コーク(Sir Edward Coke)は、16世紀から17世紀にかけて活躍したイギリスの裁判官であり法学者です。彼は長年の裁判官および議員としての経験をもとに、イギリスの法律や裁判制度についての詳細な解説書である『司法行政論』(Institutes of the Laws of England)を著しました。この著作は全4巻からなり、土地法から刑事法、裁判所の管轄権まで幅広い法分野を網羅しています。
歴史的背景とその後の影響
当時、イギリスでは国王の権限と議会・裁判所の権限をめぐる激しい対立が存在していました。コークは「国王といえども神と法の支配の下にある」と主張し、王権の暴走を制限するコモン・ローの優越性を説きました。彼がまとめた法典や法解釈に関する著作は、後のイギリス憲法史における重要な基礎となっただけでなく、アメリカ合衆国の法制度や憲法思想にも深い影響を与えました。
ポイント
- エドワード・コークはイギリスの法学者・裁判官である。
- 『司法行政論』はイギリスの法制度やコモン・ローの解説をまとめた著作である。
- コークの法思想は後の立憲主義や法治主義の発展に大きな影響を与えた。