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歴史・2月11日

大日本帝国憲法が発布された日

2月11日は、1889(明治22)年に日本で最初の近代憲法である大日本帝国憲法が発布された日です。同日は紀元節(現在の建国記念の日)に合わせて選ばれ、明治日本の国家体制を整える上で極めて重要な転換点となりました。天皇主権や議会制度の確立など、その後の近代日本の歩みに多大な影響を与えました。

大日本帝国憲法発布の経緯

大日本帝国憲法は、1889年2月11日に東京の皇居で発布されました。伊藤博文らが中心となって欧州の憲法(特にプロイセン憲法)を参考に調査・起草が進められ、枢密院での審議を経て、明治天皇から黒田清隆首相へと手渡される形で国民に示されました。発布当日は祝賀ムードに包まれ、帝国首都をはじめ全国各地で記念行事が行われました。

歴史的背景と選定された日付

発布日に2月11日が選ばれたのは、古事記や日本書紀における神武天皇即位の日とされる「紀元節」にあたるためです。国家の統治基本方針を定める憲法の発布を、神話上の紀元と結びつけることで、皇室の永遠性を強調し、国民統合の象徴とする意図がありました。

その後の影響と近代化への道

この憲法のもとで、同年に関係諸法令の整備が進められ、翌1890年には第1回帝国議会が召集されました。立憲君主制の枠組みが作られた一方で、天皇が統治権の総攬者とされ、帝国議会の権限が限定的であるなどの特徴を持っていました。その後、第二次世界大戦後の1947年に日本国憲法が施行されるまで、約半世紀にわたって日本の最高法規として機能し続けました。

ポイント

  • 1889年(明治22年)2月11日に発布された。
  • 起草の中心人物には伊藤博文らが名を連ねた。
  • 神武天皇即位の日とされる「紀元節」と同日に設定された。
  • 1947年の日本国憲法施行に伴い効力を失った。

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