記念日・2月10日
簿記の日
2月10日は「簿記の日」です。日本における近代簿記の普及を図るため、全国経理学校協会などが制定した記念日です。日付は、1873年(明治6年)のこの日に日本で最初の複式簿記の教科書が翻訳・出版されたことに由来しています。
制定の由来
「簿記の日」は、1873年(明治6年)2月10日に福澤諭吉の門下生である森田貞吉が翻訳した『帳合之法』が発行されたことにちなんでいます。『帳合之法』は、イギリスの簿記教科書を翻訳したものであり、日本に西洋式の近代的な複式簿記を紹介した最初の書物となりました。この本によって、日本の商工業の近代化に不可欠な簿記の基礎が広まる契機となりました。
簿記と日本の近代化
明治初期の日本において、経済の近代化を進める上でお金の出入りや資産を正確に管理する手法の導入は急務でした。西洋から伝わった複式簿記は、企業経営の透明性を高め、近代的な資本主義体制を支える重要な基盤となりました。「簿記の日」は、こうした歴史的背景を振り返り、簿記や会計の重要性を広く一般に認識してもらうために記念日として定着しています。
ポイント
- 2月10日は「簿記の日」である。
- 1873年(明治6年)2月10日に日本初の複式簿記の教科書『帳合之法』が発行された。
- 『帳合之法』は森田貞吉が翻訳し、福澤諭吉が関わった書物である。
- 全国経理学校協会などが記念日として制定した。