歴史・2月6日
イギリスで世界初の切手「ペニー・ブラック」が発行開始された日
2月6日は、イギリスで世界初の切手「ペニー・ブラック」の発行が開始された日です。郵便制度の近代化において画期的な出来事であり、切手コレクターの間でも非常に重要な日として知られています。
ペニー・ブラックの発行と歴史的背景
1840年2月6日、イギリスにおいて世界初となる切手「ペニー・ブラック」の発行が開始されました。当時、イギリスの郵便制度は受取人払いが主流であり、距離や枚数によって高額な料金が課されていました。この制度は料金未払いなどの問題を抱えていたため、郵便改革運動家のローランド・ヒルらが事前払いの切手制度を提唱し、ペニー・ブラックの誕生につながりました。
デザインとその後の影響
ペニー・ブラックはその名の通り1ペニーの額面を持ち、色は黒色で、ヴィクトリア女王の横顔がデザインされていました。この切手の導入により、重さに基づく全国一律料金の先払いが可能となり、郵便利用者が急増しました。しかし、黒いインクでは消印(マシーンキャンセル等)が見えにくく再利用される恐れがあったため、翌年には赤紫色の「ペニー・レッド」へと切り替えられることになりました。
ポイント
- 1840年2月6日にイギリスで発行が開始された。
- 世界初の切手である。
- 額面は1ペニーで、色は黒色、ヴィクトリア女王が描かれている。
- 消印が見えにくいという理由から、短期間でペニー・レッドへと移行した。