記念日・2月5日
ニッパーの日
2月5日の「ニッパーの日」は、蓄音機に耳を傾ける犬の商標で知られる「ニッパー」にちなんで制定された記念日です。音響機器や蓄音機の歴史、そしてブランドのマスコットとしてのニッパーの由来を振り返る日となっています。
ニッパーの日の由来
「ニッパーの日」は、犬の名前「ニッパー」にちなんでいます。ニッパーは19世紀末にイギリスで暮らしていたフォックステリア系の犬で、亡くなった飼い主の声が録音された蓄音機の喇叭(らっぱ)に耳を傾ける姿の写真が残されています。この情景をもとに描かれた絵画『彼のマスターのボイス(His Master's Voice)』が、のちにレコード会社や音響機器メーカーの商標として広く使われるようになりました。
ニッパーと歴史的背景
ニッパーの姿を描いた商標は、グラモフォン社やビクターなど、国内外の多くの音楽・音響関連企業に引き継がれました。日本においても、日本ビクター(現JVCケンウッド)などのシンボルとして親しまれ、蓄音機やオーディオ文化の普及とともにその名と姿が広く知られるようになりました。「ニッパーの日」は、こうした音響技術の歴史や、動物と人間の絆を象徴する文化的アイコンを記念する日となっています。
ポイント
- ニッパーは19世紀末から20世紀初頭にかけて実在した犬である。
- 蓄音機から流れる亡き飼い主の声に耳を傾ける姿がブランドの商標となった。
- 音楽・音響分野において歴史的なシンボルとして親しまれている。