歴史・2月5日
アメリカ合衆国で女性参政権運動の指導者スーザン・B・アンソニーが逮捕(投票を行ったことによる)
1872年11月、女性参政権運動の指導者であったスーザン・B・アンソニーらがアメリカ・ニューヨーク州ロチェスターで投票を行いました。その約1ヶ月後の1873年2月5日、法律違反を理由に彼女が逮捕された事件は、アメリカにおける女性の権利拡大闘争の重要な転機となりました。
事件の経緯
1872年の大統領選挙において、スーザン・B・アンソニーを含む一団の女性たちが投票所を訪れ、投票用紙を投じました。当時、女性の投票は法律で認められておらず、これは意図的な抗議行動でした。数週間後、選挙人名簿への不正登録と違法投票の容疑でアンソニーらに逮捕状が出され、1873年2月5日に法的手続きが進められました。
裁判とその影響
裁判においてアンソニーは有罪判決を受け、罰金の支払いを命じられましたが、彼女は「支払う意思はない」と抗議を続けました。この逮捕と裁判を通じて女性参政権問題が全国的な注目を集めることになり、彼女の裁判での演説や運動は後の世代に多大な影響を与えました。最終的にアメリカで女性参政権が憲法修正第19条として実現したのは1920年のことですが、アンソニーの果たした役割はその礎となりました。
ポイント
- スーザン・B・アンソニーはアメリカの女性参政権運動の中心的指導者である。
- 1872年の選挙での投票実行が逮捕の直接の原因となった。
- この事件は全米で女性の権利に関する議論を巻き起こした。