歴史・2月1日
イランの宗教指導者ホメイニが15年ぶりに帰国
1979年2月1日、イランの宗教指導者ルーホッラー・ホメイニが、15年間に及ぶ亡命生活を経てフランスからテヘランへ帰国しました。この帰国はイラン・イスラム革命の決定的な転換点となり、同国の政治体制を大きく変える歴史的な出来事となりました。
帰国の経緯
ホメイニはモハンマド・レザ・パフラ维国王の独裁体制や近代化政策(白色革命)を激しく批判し、1964年に国外追放処分を受けました。イラクやフランスでの亡命生活を続けながら反体制運動の指導を続け、国内で国王に対する反発が最高潮に達し国王が国外逃亡したことを受けて、1979年2月1日にテヘランのメフラバード国際空港に到着しました。
その後の影響
帰国後、ホメイニは暫定政権の打倒を主導し、同年2月下旬にはイスラム共和制の樹立を達成しました。これにより、それまでの親米的な王政から、イスラム法学者による統治を掲げる反米・反西欧の宗教指導体制(イスラム共和国)へとイランの国家体制が完全に移行しました。
ポイント
- 1979年2月1日にルーホッラー・ホメイニがイランに帰国した。
- 亡命期間は15年間に及んだ。
- この帰国はイラン・イスラム革命の進展において決定的な役割を果たした。