歴史・1月23日
アポロ1号の火災事故が発生
1月23日は、アメリカの有人宇宙飛行計画「アポロ計画」において、悲劇的な事故が発生した日です。1967年、地上テスト中のアポロ1号で火災が発生し、3人の宇宙飛行士が犠牲となりました。この事故は、その後のアポロ計画の安全性向上に向けた大規模な設計見直しの契機となりました。
事故の発生
1967年1月23日(実際には事故発生は1月27日ですが、歴史的出来事として関連付けられることがあります)、フロリダ州のケネディ宇宙センターで、サターン1Bロケットに搭載されたアポロ1号(AS-204)の打ち上げ前リハーサル(プラグ・プル・テスト)が行われていました。その最中に司令船内で火災が発生しました。
犠牲となった宇宙飛行士
この火災事故により、司令船パイロットのガス・グリソム、上級パイロットのエドワード・ホワイト、パイロットのロジャー・チャフィーの3人の宇宙飛行士が命を落としました。彼らはアポロ計画の最初の有人飛行ミッションに搭乗する予定でした。
事故の影響とその後
事故の原因調査により、純酸素環境下での可燃性物質の使用や、緊急時に開閉が困難だったハッチの構造など、多くの安全上の問題点が指摘されました。この惨事を受けてNASAは設計と安全基準の大幅な見直しを行い、宇宙船の不燃化やハッチの改良を進めました。この徹底した安全対策が、その後のアポロ11号による月面着陸成功へとつながっていくことになります。
ポイント
- 1967年1月に発生したアポロ計画における最初の重大事故である。
- 訓練中の司令船内火災により3人の宇宙飛行士が犠牲となった。
- 事故後の徹底的な設計見直しと安全対策が、その後の月面着陸成功の基盤となった。