科学・技術・1月22日
日本初の国産ロケット「ペンシルロケット」の水平発射実験に成功
1月22日は、日本のロケット開発の父と呼ばれる糸川英夫らが率いる研究チームが、日本初となる「ペンシルロケット」の水平発射実験に成功した日です。この成功は、その後の日本の宇宙開発の大きな第一歩となりました。日本のロケット開発の原点となった歴史的な出来事について解説します。
ペンシルロケットの水平発射実験
1955年(昭和30年)1月22日、東京・国分寺市にあった東京大学生産技術研究所の敷地内で、ペンシルロケットの水平発射実験が行われました。鉛筆ほどの大きさしかなかったこのロケットは、日本の宇宙開発およびロケット研究の記念すべき最初の実証実験として、極めて重要な意味を持っています。
開発の背景とその後の影響
第二次世界大戦後、日本の航空機やロケットの研究は一時的に禁止されていましたが、平和目的での研究再開に伴い、糸川英夫を中心としたチームが極めて限られた予算と設備の中でロケット開発に着手しました。このペンシルロケットでの基礎データ収集の成功が、のちのラムダロケットや、日本の人工衛星打ち上げ、そして現在のH-IIAやH3ロケットに至るまでの一連の宇宙開発の礎となりました。
ポイント
- 1955年1月22日に実験が行われた。
- 東京大学生産技術研究所の糸川英夫らが中心となって開発が進められた。
- 形状や大きさが鉛筆に似ていたことから「ペンシルロケット」と名付けられた。
- この実験の成功が日本のロケット開発の出発点となった。