社会・1月17日
アメリカで禁酒法(ボルステッド法)が施行された日
1月17日は、アメリカ合衆国で憲法修正第18号(禁酒法)の運用細則を定めたボルステッド法が施行された日です。これにより、アルコール飲料の製造、販売、輸送が法律で禁止され、社会に大きな影響を与えました。この法律は、のちに憲法修正第21号によって廃止されるまで続きました。
ボルステッド法の施行と禁酒法の開始
1920年1月17日、アメリカでボルステッド法が施行され、本格的な禁酒法時代が幕を開けました。これは前年に批准された憲法修正第18号(1919年1月16日成立、1年後の1920年1月17日に発効)に基づき、飲料用のアルコール類の製造・販売・輸送を全国的に禁止するものです。家庭内での飲酒などは例外とされましたが、酒類の流通は厳しく制限されました。
社会的影響とその後
禁酒法の施行により、合法的な酒造・販売業者は大きな打撃を受けた一方、密造酒の製造や密輸が横行しました。アル・カポネなどの組織犯罪グループが密輸や非合法な酒場(スピークイージー)の経営で莫大な利益を上げ、治安悪化の温床となりました。その後、大恐慌を契機とした経済立て直しの必要性や犯罪撲滅の声が高まり、1933年に憲法修正第21号が成立して禁酒法は廃止されました。
ポイント
- 1920年1月17日にアメリカでボルステッド法が施行された。
- 憲法修正第18号に基づき、アルコールの製造・販売・輸送が禁止された。
- 1933年に憲法修正第21号によって禁酒法は廃止された。