文化・芸術・1月16日
オーストリアでモーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』が初演された日
1790年1月16日は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』がウィーンで初演された日です。本作はロレンツォ・ダ・ポンテとの三度目のコラボレーションによって生み出されたオペラ・ブッファの傑作です。人間の恋愛観や誠実さをユーモラスかつシニカルに描いた作品として知られています。
『コジ・ファン・トゥッテ』の初演
1790年1月16日、オーストリアのウィーンにあるブルク劇場において、モーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』(K.588)が初演されました。正式なイタリア語の題名は『コジ・ファン・トゥッテ、オッヴェロ・ラ・スクーラ・デッリ・アマンテ(女性はみなこうしたもの、あるいは恋人たちの学校)』です。台本はモーツァルトの晩年の傑作を支えたロレンツォ・ダ・ポンテが手掛けました。
作品の背景とその後の受容
本作は「婚約者同士の入れ替わり」という軽妙な喜劇的設定を軸にしながらも、人間の心理の機微や愛の不確実性を鋭く突いた音楽劇となっています。初演後、モーツァルトの生存中にも何度か上演されましたが、19世紀を通じてはそのシニカルな主題ゆえに道徳的な観点から批判を受けることもありました。しかし20世紀以降はモーツァルトのオペラ・ブッファの最高峰の一つとして、世界中の歌劇場で頻繁に上演される定番レパートリーとなっています。
ポイント
- 初演日は1790年1月16日である。
- 初演地はオーストリアのウィーン(ブルク劇場)。
- 台本作家はロレンツォ・ダ・ポンテである。
- ケッヘル番号は588である。