歴史・1月14日
ドイツ帝国の成立がヴェルサイユ宮殿で宣言された日(1871年1月18日だが関連前後の歴史的節目)
1871年1月18日、普仏戦争の最中にヴェルサイユ宮殿の鏡の間において、プロイセン王ヴィルヘルム1世を皇帝とするドイツ帝国の成立が宣言されました。この出来事は、長らく分裂していたドイツ諸邦が統一され、ヨーロッパの勢力図を大きく塗り替える歴史的な節目となりました。1月14日は、こうしたドイツ帝国の誕生へと連なる歴史的経緯や、19世紀後半のヨーロッパ情勢を振り返る上で想起される日付の一つです。
ドイツ帝国成立の歴史的背景
19世紀のドイツ地域は、多数の王国や公国が分立する状態にありました。オットー・フォン・ビスマルクがプロイセン王国の首相に就任して以降、鉄血政策のもとでドイツ統一に向けた動きが加速しました。デンマーク戦争、普墺戦争を経てプロイセンを中心とする北ドイツ連邦が形成され、さらに1870年に勃発した普仏戦争における勝利が、南ドイツ諸国をも巻き込んだ統一の決定的な契機となりました。
ヴェルサイユ宮殿での宣言とその後
1871年1月18日、フランスの首都近郊にあるヴェルサイユ宮殿の鏡の間で戴冠式典が挙行され、プロイセン王ヴィルヘルム1世がドイツ皇帝に即位することが高らかに宣言されました。かつてフランスの絶対王権の象徴であった場所であえて式典を行ったことは、フランスに対する勝利と新帝国の威光を示すものでした。誕生したドイツ帝国は、その後の急速な工業化と軍備拡張を進め、ヨーロッパにおける一大強国として存在感を強めていくことになります。
ポイント
- ドイツ帝国の成立宣言は1871年1月18日にヴェルサイユ宮殿で行われた。
- プロイセン王ヴィルヘルム1世が初代ドイツ皇帝に即位した。
- 首相オットー・フォン・ビスマルクの主導のもと、普仏戦争の勝利を背景に統一が達成された。