科学・技術・1月4日
ソ連の月探査機「ルナ1号」が月近傍を通過(1959年)
1959年1月4日、ソビエト連邦の月探査機「ルナ1号」が月面から約5,995キロメートルの距離を通過し、地球の重力圏を脱出して太陽を周回する人工惑星となりました。これは人類の探査機として初めて月の近傍を通過した歴史的な出来事です。
ルナ1号の打ち上げと月接近
ルナ1号は1959年1月2日にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。当初の目的は月面への衝突でしたが、誘導システムの誤差などにより月面には当たらず、1月4日に月の近傍を通過しました。しかし、この飛行により月面近くの空間や宇宙空間に関する貴重な観測データが得られました。
歴史的影響と成果
ルナ1号は地球の重力圏を脱出した史上初の人工物体であり、太陽周回軌道に乗った最初の人工惑星となりました。また、搭載された磁力計により、地球外の磁場(月の磁場)の直接測定を行い、月には地球のような強い磁場が存在しないことを示唆するデータを取得しました。
ポイント
- ルナ1号は1959年1月2日に打ち上げられた。
- 1959年1月4日に月の近傍(約5,995km)を通過した。
- 人類の探査機として初めて地球の重力圏を脱出した。
- 太陽を周回する最初の人工惑星となった。