鶏卵の保存方法
鶏卵は温度変化に敏感なため、購入後は冷蔵庫のドアポケットを避けて保存するのが基本です。殻にひびが入ると傷みやすくなるため、パックのまま保存します。
基本の保存方法冷蔵
低温で安定して保存でき、サルモネラ菌の増殖を抑えて鮮度を長く保てるため最適です。
このガイドの前提生鮮の殻付き鶏卵、未開封またはパック入り、常温から冷蔵状態を想定
| 保存方法 | 適否 | 保存期間の目安 | 条件・状態 |
|---|---|---|---|
| 冷蔵 | おすすめ | パックに記載の賞味期限内(生食の場合は期限内、加熱調理なら期限後も十分に加熱すれば使用可能ですが早めに消費) | パックに入った状態で冷蔵保存する場合 |
| 冷凍 | 条件付き | 約3〜4週間 | 殻を割って黄身や溶き卵状態にする場合 |
| 常温 | 不向き | 推奨しない | 推奨しないため該当なし |
保存期間は品質の目安です。安全性や消費期限を保証するものではありません。商品の表示と保存条件を優先してください。
冷蔵で保存
おすすめ低温で安定して保存でき、サルモネラ菌の増殖を抑えて鮮度を長く保てるため最適です。
- 対象・条件
- パックに入った状態で冷蔵保存する場合
- 温度・場所
- 10℃以下(冷蔵室、ドアポケットを避ける)
- 保存期間の目安
- パックに記載の賞味期限内(生食の場合は期限内、加熱調理なら期限後も十分に加熱すれば使用可能ですが早めに消費)
保存の手順
- 買ってきたらできるだけ早く冷蔵庫に入れます
- ドアの開閉による温度変化を避けるため、奥まった位置に置きます
- 卵の尖った方を下に向けて置くと長持ちします
- パックのまま保存し、他の食品のにおいが移らないようにします
長持ちさせるコツ
- ドアポケットは開閉による振動や温度変化が大きいため、冷蔵室の奥へ入れるのがおすすめです
- 殻にひびが入った卵は菌が入りやすいため、生食は避け速やかに加熱調理してください
冷凍で保存
条件付き殻のまま冷凍すると膨張して破裂するため、黄身や全卵を溶きほぐすなどの下処理が必要です。
- 対象・条件
- 殻を割って黄身や溶き卵状態にする場合
- 温度・場所
- -15℃以下(冷凍庫)
- 保存期間の目安
- 約3〜4週間
保存の手順
- 新鮮な卵を清潔な容器に割り入れます
- 黄身が固まりやすいため、塩や砂糖を少々加えるか、よく溶きほぐします
- 密閉できる冷凍用保存袋や容器に入れて冷凍します
長持ちさせるコツ
- 全卵をそのまま冷凍すると黄身がゼリー状に固まって戻らなくなるため、よく混ぜてから冷凍してください
- 白身だけ、または黄身だけを分けて冷凍することも可能です
解凍・使うときのポイント
冷蔵庫に移して自然解凍するか、調理に合わせて流水解凍します。必ず加熱調理用として使ってください。
常温で保存
不向き室温での保存は夏場などで傷みが早く進む原因となり、温度変化によって結露が発生しカビや菌が繁殖しやすくなるため推奨しません。
- 対象・条件
- 推奨しないため該当なし
- 温度・場所
- 記載なし
- 保存期間の目安
- 推奨しない
食品の状態で変わる保存方法
- 割れた卵は雑菌が入りやすいため、保存せずその日のうちに加熱して消費します
- 茹で卵にした場合は生よりも傷みやすいため、殻をむかずに冷蔵し2〜3日以内にお召し上がりください
品質の変化に気づくポイント
- 殻にひび割れや破損がある
- 割ったときに白身が異常に水っぽく広がったり、異臭がしたりする
- 黄身の形が保てずすぐに崩れてしまう
安全に保存するために
- 商品表示や賞味期限を優先し、期限が過ぎたものは中心までしっかりと加熱調理してください
- 見た目やにおいだけで安全性を完全に判断することはできないため、不安な場合は破棄してください
- 生の肉や魚と同様に、卵を触った後は必ず手を洗ってください