試合会場となった団子高校のグラウンドには、平日にもかかわらず多くの野球関係者や地元のファンが詰めかけた。しかし、試合開始のプレイボールから事態は予想外の展開を見せた。初回から団子高校の打線が爆発し、由高校の守備陣を圧倒する猛攻が続いた。

記録によれば、由高校は先発投手が立ち上がりから制球に苦しみ、内野安打や四死球が重なる苦しい展開となった。団子高校の打者は一巡するごとにバットが火を吹き、中盤には打者一巡どころか二巡、三巡と止まらない攻撃を見せつけ、スコアボードの得点板が足りなくなる事態にまで発展した。

一方の由高校打線も、何とか一矢報いようと食らいついた。何度か外野深くまで運ぶ鋭い当たりを見せたものの、強風の影響もあり、ことごとく相手守備の正面を突く不運に見舞われた。試合後、由高校の主将は「力の差を痛感したが、最後まで諦めずにボールを追いかけられたことは貴重な経験になった」と気丈にコメントした。

この試合結果を受けて、SNS上では「一体何が起きたのか」「スコアブックの書き方が気になる」といった驚きの声が相次いでいる。一方で、両校の監督からは「勝敗は二の次で、互いに実戦経験を積むことを最優先した」との説明があり、この大差がついた背景には、控え選手の積極的な起用や、特定の守備位置の練習を目的とした戦術があったことが示唆された。

今回の試合は、今後の夏の大会に向けた両校の課題を浮き彫りにする形となった。由高校野球部は、この大敗を糧に守備力の強化を急ぐ意向を示しており、次回の練習試合ではリベンジを目指して調整を続けていくという。