騒動を起こしたのは、自称・古武術家として活動する借山(かりやま)さん。借山さんはかねてより「肉体を極限まで鍛え上げれば電気信号すら遮断できる」という独自の理論をSNSなどで公言しており、今回のパフォーマンスはその実証実験と称して行われました。
現場に居合わせた目撃者の証言によると、借山さんは上半身裸の状態で公園の中央に立ち、自ら用意したスタンガンを手に取りました。周囲には数人の知人がスマートフォンでその様子を撮影しており、一種のイベントのような空気が流れていたといいます。
「電気の力は筋肉でねじ伏せる」と大声で宣言した借山さんは、迷いなくスタンガンのスイッチを入れ、自身の腹部に押し当てました。観客が固唾を飲んで見守る中、期待されていた『弾き返す』という現象は起こらず、借山さんはそのまま静かにその場へ崩れ落ちました。
駆けつけた知人たちが呼びかけるも、借山さんは数分間にわたって意識が戻らず、念のため通報を受けた救急隊が現場に到着する事態となりました。検査の結果、軽度の痺れ以外に体に深刻な異常は見られませんでしたが、医師からは「物理的に不可能であり、大変危険な行為」と厳重注意を受けたとのことです。
後日、意識を取り戻した借山さんはインタビューに対し、「電気が強すぎたわけではなく、その日のコンディションと湿度の問題だった。次回はさらに修行を積んでリベンジしたい」と語りましたが、周囲からは呆れと心配の声が入り混じっています。
今回の騒動を受け、公園の管理事務所は「公共の場での危険な行為は控えてほしい」と注意喚起を行いました。借山さんの活動は個人の趣味の範囲内とはいえ、専門家は「人体に強い電流を流すことは、心停止や火傷を引き起こす可能性があるため絶対に模倣しないでほしい」と強く警告しています。
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