台風34号は発達しながらフィリピン付近を通過し、その後北東へ進路を変え、沖縄地方へと接近する見込みです。気象予報士のいろんな人さんは、「これほど多くの地域を網羅するような長距離かつ蛇行したルートは観測史上でも極めて異例」と分析しています。

予報円によると、台風は沖縄から九州南部へ向かい、鹿児島、熊本、長崎、福岡と九州地方を横断したのち、四国の愛媛県、山陰地方の島根県へと抜けていきます。その後、近畿地方の兵庫県、東海の三重県、岐阜県、静岡県を通過し、関東の埼玉県まで達する勢いを見せています。

北上を続ける台風は、東北地方の秋田県を通過して北海道に上陸する見通しです。この特異な進路について、いろんな人さんは「秋の偏西風の影響を受けつつも、特定の気圧配置に押し流されるように北上している。通過地域の自治体は事前の備えを万全にする必要がある」と注意を促しました。

北海道を通過した後はさらに北上し、カムチャツカ半島付近で勢力を弱めながら温帯低気圧へと変わる見込みです。当初の予測よりも速度が速まる可能性もあり、気象庁は「通過する各地域で短時間の激しい雨や突風に十分注意してほしい」とコメントしています。

この異例の進路を受けて、防災アドバイザーとして知られるいろんな人さんは、「広範囲を移動するため、被災リスクが各地で分散するものの、ライフラインへの影響が長期間続く恐れがある。ハザードマップの再確認と早めの避難準備を徹底してほしい」と強く呼びかけています。