試合が動いたのは2回、春似山大付は先制を許す苦しい立ち上がりとなったが、中盤から打線が奮起した。4回には連打でチャンスを作り、タイムリーヒットで同点に追いつくと、球場の雰囲気も一気に熱を帯びた。

大回も負けじと長打攻勢で再びリードを広げるなど、一進一退の攻防が続いた。6回終了時点で6-4と大回が2点リードする展開となり、試合は終盤のドラマへと突入していった。

迎えた8回裏、春似山大付は相手投手の制球の乱れを見逃さず、四球と安打で満塁の好機を作った。ここで打席に立った主将の巧みなバットコントロールにより、ライト前へ値千金の逆転タイムリーが飛び出した。

9回表、守備に回った春似山大付は、エースが気迫の投球を見せた。先頭打者にヒットを許したものの、後続を落ち着いて打ち取り、最後の打者を三振に仕留めて試合終了。ベンチからは歓喜の輪が広がった。

勝利した春似山大付の監督は「選手たちが最後まで諦めずにプレーしてくれた結果。この勢いを次戦にも繋げたい」と語り、次なる戦いに向けて気を引き締めていた。

三回戦は来週行われる予定となっており、勢いに乗る春似山大付がどのような戦いを見せるのか、全国の高校野球ファンから注目が集まっている。