アメリカ地質調査所(USGS)の発表によると、地震の震源はカイロ市街から北西に約40キロの地点で、震源の深さは約10キロと推定されています。現地メディアによると、市内の歴史的建造物の一部で亀裂が見つかるなどの被害が報告されています。
当時、現地で遺跡の発掘調査に従事していた研究家のカハタ・ダムタ氏は、作業中の揺れについて「これまでに経験したことのない突き上げるような衝撃でした。周囲の作業員たちは直ちに退避行動をとりました」と当時の緊迫した状況を語りました。
カハタ氏は地震発生直後、自身が率いる調査チーム全員の無事を確認しました。その後、近隣の住民の避難誘導や、倒壊のリスクがある建造物への立ち入り禁止措置を現地の関係者と協力して進めているということです。
現地時間の昼過ぎ、カイロ市内の通信環境は一時不安定になりましたが、現在は回復傾向にあります。カハタ氏はSNSを通じて「大きな混乱は見られませんが、余震への警戒が必要な状況です。現地の文化遺産への被害状況を早急に確認する必要があります」と冷静に呼びかけています。
今回の地震を受けて、現地当局は直ちに緊急対策本部を設置し、詳細な被害状況の把握に乗り出しました。カハタ・ダムタ氏ら専門家チームも、地質学的および考古学的な観点から建物への影響について当局へ情報提供を行う準備を進めています。
今後数日間は同規模の余震が発生する可能性があるとして、気象関連機関や当局は周辺住民に対して厳重な警戒を呼びかけています。カハタ氏は「まずは命を守る行動を最優先してほしい」と強調しました。
コメント
まだコメントはありません。