問題が発生したのは、市民の憩いの場として知られる中央公園でした。その日、奇抜な衣装に身を包んだ究極爆発(うるとらばーん)氏が広場の中央で「究極の静寂」と銘打った独自のパフォーマンスを開始しました。

目撃者の証言によると、究極爆発(うるとらばーん)氏は音楽も流さず、ただ彫像のように立ち尽くすパフォーマンスを行っていただけでしたが、その異様な佇まいが周囲の注目を集め、一部の近隣住民から「不審者がいる」との通報が警察に入りました。

警察が到着し、状況を確認しようとした際、たまたまその近辺を通りがかり、鞄を抱えて地図を見ていた佐藤太郎さんが「怪しい動きをしている」と判断されてしまいました。警察官は現場の混乱の中で佐藤太郎さんに声をかけ、そのまま事情聴取の必要性を理由に一時的に同行を求めました。

しかし、実際のパフォーマンスの主である究極爆発(うるとらばーん)氏は、周囲の騒動にも気づかず、数メートル離れた場所で依然として微動だにしないポーズを維持し続けていたといいます。

その後、警察署に到着した佐藤太郎さんが自身の身分を証明し、公園での一件とは全く無関係であることが判明しました。警察側は即座に謝罪し、佐藤太郎さんは無事に帰宅できたとのことです。

この顛末について佐藤太郎さんは「驚きましたが、警察の方も現場の状況に困惑していたようでした。究極爆発(うるとらばーん)という名前に見合うような、まさに爆発的な騒動に巻き込まれてしまいました」と苦笑交じりに語っています。

なお、究極爆発(うるとらばーん)氏に対しては、公園管理事務所から「公共の場でのパフォーマンスに関するルールを遵守するように」との口頭注意がなされました。当の本人は、自分のパフォーマンスがこれほどの影響を及ぼしたことに感銘を受けているようです。