自宅で様々なキノコを栽培できるキットが販売されています。
試しに椎茸が育てられる栽培キットを買ってみたのですが、思っていたよりも早くたくさん収穫が出来たので紹介したいと思います。
購入した栽培キットは森産業株式会社が販売している シイタケ栽培キット 【もりのしいたけ農園栽培容器付】 です。
大きめの箱で、菌床となる木と、それを入れて湿気を保てる栽培ケースが付属します。
説明書には数日〜2週間で椎茸が発生すると書かれています。
室温や湿気にも影響を受けるため、どのキットでも同じように収穫できるわけでは無いと思いますが、筆者が育てたものは3日目で収穫できました。
椎茸栽培の手順
栽培キットには詳細な説明書が付属しますが、簡単に育て方を紹介したいと思います。
キットが届いたら菌床となる木をビニール袋から取り出し、軽く水洗いをします。
その後、木を付属してきた栽培容器に入れて準備は完了です。あとは表面が乾かないように時々霧吹きで濡らしてあげるだけで、その他の作業は必要ありません。
温度は日中は20〜23℃、夜間は10〜18℃程度とします。
成長した椎茸
成長が早く、1日経つと明らかに前日よりキノコが大きくなっていることがわかります。
最初の収穫前のキノコの様子が以下の写真です。
市販の大きなものよりは小振りですが、それなりの大きさのものが収穫できます。
密集して生えているところは、他のキノコに押されて大きくなっていないものもあります。キノコは小さくても、傘が開いたものは収穫します。それ以上待っても大きくはならないそうです。
市販のキノコを買うよりも安いのか
今回の一回目の収穫では110本の椎茸が収穫できました。それぞれの傘の大きさに違いはありますが、それを考慮しても市販品の60本分程度の量はあります。
この写真で全体の3分の2程度です。
この栽培キットの値段が約2000円でしたので、市販の椎茸が5本200円と仮定すれば、同等かそれ以上の椎茸を収穫することができます。
(環境によって収穫できる本数は変化する恐れがあります)
さらに、適切な処理を行えば同じ木から2回目以降の収穫も可能です。
2018/1/5 追記
付属の説明書通りに木を休めると、2回めの椎茸が無事に生えてきました。値段以上の椎茸を栽培できると言えます。
2018/1/6 追記
一回目よりも大きな椎茸が収穫できました。一回目よりもキノコが密集していなかったため、一つひとつが大きくなれたようです。
おしまい
椎茸以外にも様々なキノコの栽培キットが販売されています。
作業は温度管理と霧吹きで濡らすだけなので、キノコ栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか。