デジタル顕微鏡の設定と使ってみた感想など(B01DJ0DKCC)

最終更新日時 : 2017年4月15日
最大倍率の画像を撮影した際の状態

微生物などの観察のためにデジタル顕微鏡を購入しました。

今回は、購入した顕微鏡とその設定、どれくらい小さなものが拡大できるかについて紹介します。

購入したデジタル顕微鏡

Crenova の ASINコードが B01DJ0DKCC の製品です。特に商品名などはないみたいです。Amazonで購入しました。

USB 2.0デジタル顕微鏡、5MPビデオ付き顕微鏡、20-300倍拡大鏡、カメラ、内視鏡、LEDランプ8個および高さ調節スタンド付き、Windows XP/VISTA /WIN7/WIN8/WIN10 /Mac OSX 対応

USBでパソコンに接続して画像をキャプチャできるタイプです。

製品情報としては、5MP(5メガピクセル、500万ピクセル)のセンサーと300倍まで拡大可能なデジタル顕微鏡とされています。

顕微鏡を実際に使うまで

かなり簡単に設定ができ(というか繋ぐだけでした)、すぐに使い始めることができました。

以下では、実際に使用可能になるまでの手順を紹介します。

顕微鏡の組み立て

まず箱を開けて、顕微鏡を組み立てます。ちょっと画像が暗いですが、箱の外観はこちら。

デジタル顕微鏡の箱

USB Digital Microscope というそのままの名前で、特に固有名などはないみたいです。

映像を写す部分(カメラ部分)は取り外しが可能な設計になっているため、組み立てなくてもUSBで繋げば実は使えますが、一応ダイアルで微調整ができるようにするために組み立てます。

マニュアルが付いているのでそれに従うだけですが、パーツが3つしかないため説明書を見なくても感覚で組み立てられました。組み立て後は以下のようになります。

組み立てたデジタル顕微鏡

ソフトウェアのセットアップ

顕微鏡にはCDが付属しています。Windows と macOS の両方にインストールできるソフトが付属しています。

macの場合は、顕微鏡がUSBカメラとして扱えるため、特にCDで何かをインストールする必要はないみたいです。

一応CDを動かしてみたのですが、El Capitan に対応していないのか、インストールが途中で止まってしまいました。

顕微鏡のmac用ソフトウェア

インストーラを起動すると、以下の画面が立ち上がります。

インストーラを起動

しかし、実際にインストールしようとすると、以下でバーが止まってしまいました。

インストールがなぜか止まる

原因はわかりませんが、特にインストールしなくても画像を取り込めるので問題ないと思います。

画像の取り込み

以上の設定(実質USB接続のみ)が終了したら、実際に画像を取り込めます。

mac の場合、Photo Booth という標準ソフトで取り込みができます。以下は、実際に Photo Booth で顕微鏡の画面を取り込んでいる様子です。

Photo Booth の画面

小さな定規が付属していたので、これでどれくらい拡大できるのか調べてみました。

顕微鏡に付属している定規

以下は実際に撮影した画像です。

顕微鏡で拡大した定規

1目盛りが 0.5mm です。同じ長さの目盛り同士の幅は 1mm です。撮影した画像のサイズは幅が 640px ですので、1mm が 80px として見えていることになります。

もっとも顕微鏡を被写体に近づけて撮影した画像です。撮影した際の状態は以下のようになっています。

大倍率の画像を撮影した際の状態

ダイアルを回すともっと拡大できました。二箇所ピントが合うところがあるようです。

最大倍率で撮影

最大倍率

おしまい

非常に簡単に拡大画像を取り込むことができました。QuickTime Player を使えば動画も撮影できます。

LEDライトも付いているので、光源を用意しなくてもいいところが使いやすいです。

実際に使って、微生物などの様子を紹介できればと思います。

試しに塩を撮ってみました。

塩の拡大写真1

塩の拡大写真2

iPhone の裏の一番小さい文字(Designed by Apple in California … の部分)もここまで拡大できます。

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