微生物などの観察のためにデジタル顕微鏡を購入しました。
今回は、購入した顕微鏡とその設定、どれくらい小さなものが拡大できるかについて紹介します。
購入したデジタル顕微鏡
Crenova の ASINコードが B01DJ0DKCC の製品です。特に商品名などはないみたいです。Amazonで購入しました。
USBでパソコンに接続して画像をキャプチャできるタイプです。
製品情報としては、5MP(5メガピクセル、500万ピクセル)のセンサーと300倍まで拡大可能なデジタル顕微鏡とされています。
顕微鏡を実際に使うまで
かなり簡単に設定ができ(というか繋ぐだけでした)、すぐに使い始めることができました。
以下では、実際に使用可能になるまでの手順を紹介します。
顕微鏡の組み立て
まず箱を開けて、顕微鏡を組み立てます。ちょっと画像が暗いですが、箱の外観はこちら。
USB Digital Microscope というそのままの名前で、特に固有名などはないみたいです。
映像を写す部分(カメラ部分)は取り外しが可能な設計になっているため、組み立てなくてもUSBで繋げば実は使えますが、一応ダイアルで微調整ができるようにするために組み立てます。
マニュアルが付いているのでそれに従うだけですが、パーツが3つしかないため説明書を見なくても感覚で組み立てられました。組み立て後は以下のようになります。
ソフトウェアのセットアップ
顕微鏡にはCDが付属しています。Windows と macOS の両方にインストールできるソフトが付属しています。
macの場合は、顕微鏡がUSBカメラとして扱えるため、特にCDで何かをインストールする必要はないみたいです。
一応CDを動かしてみたのですが、El Capitan に対応していないのか、インストールが途中で止まってしまいました。
インストーラを起動すると、以下の画面が立ち上がります。
しかし、実際にインストールしようとすると、以下でバーが止まってしまいました。
原因はわかりませんが、特にインストールしなくても画像を取り込めるので問題ないと思います。
画像の取り込み
以上の設定(実質USB接続のみ)が終了したら、実際に画像を取り込めます。
mac の場合、Photo Booth という標準ソフトで取り込みができます。以下は、実際に Photo Booth で顕微鏡の画面を取り込んでいる様子です。
小さな定規が付属していたので、これでどれくらい拡大できるのか調べてみました。
以下は実際に撮影した画像です。
1目盛りが 0.5mm です。同じ長さの目盛り同士の幅は 1mm です。撮影した画像のサイズは幅が 640px ですので、1mm が 80px として見えていることになります。
もっとも顕微鏡を被写体に近づけて撮影した画像です。撮影した際の状態は以下のようになっています。
ダイアルを回すともっと拡大できました。二箇所ピントが合うところがあるようです。
おしまい
非常に簡単に拡大画像を取り込むことができました。QuickTime Player を使えば動画も撮影できます。
LEDライトも付いているので、光源を用意しなくてもいいところが使いやすいです。
実際に使って、微生物などの様子を紹介できればと思います。
試しに塩を撮ってみました。
iPhone の裏の一番小さい文字(Designed by Apple in California … の部分)もここまで拡大できます。
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