鼻づまりに効果的な鼻うがいの方法と注意点

最終更新日時 : 2016年11月10日
鼻水、鼻づまり、風邪

もともと鼻炎持ちでよく鼻が詰まっていたのですが、最近鼻うがい鼻洗浄)をするようにしたらかなりスッキリしました。

鼻うがいの方法と注意点をまとめてみたいと思います。

鼻うがい用の水を作る

鼻うがいをするときは、普通の水ではなく、食塩濃度が0.9%のぬるま湯を使います。

普通の水では痛くてできないと思います…

鼻うがい液の作り方

まず、30℃くらいのぬるま湯200mlをコップに入れます。

そこに、1.8gの食塩を加えてよく混ぜます。

これで鼻うがい用の水は完成です! 簡単ですね!

なぜ「食塩濃度0.9%」なのか

人間の体液の食塩濃度が大体0.9%だからです。なので、この濃度の食塩水のことを「生理食塩水」と呼んだりします。

この濃度の食塩水であれば、体がその液体を異物だと認識しないため、痛みを感じなくなります。

鼻うがい用の液は塩分濃度0.9%であれば大丈夫なので、以下のような分量でも作れます。

  • 100mlの水に対して0.9gの食塩
  • 500mlの水に対して4.5gの食塩
  • 1Lの水に対して9gの食塩

鼻うがいの方法

片方ずつ行います。

鼻を片方塞ぎ、ゆっくり鼻うがい液を吸い込みます。

すると、喉の方に流れてくる感覚があると思うので、口から液を出します。

液をすべて出してから、最後に軽く鼻をかみます。

(慣れないうちは、鼻から吸って鼻から出しましょう)

鼻うがいの注意点

鼻うがいした際は以下のことを守りましょう。中耳炎の原因となる可能性があります。

  • 吸い込んだ液を飲み込まない
  • 水をすべて出し切ってから鼻をかむ

鼻うがいをする際に、生理食塩水を鼻からゆっくりと注入していくのですが、この際に唾や洗浄液を飲み込もうとすると、耳管と呼ばれる部分に水分が入り込み、中耳炎の大きな原因となるのです。

また、鼻腔の中に水分が残っている状態で鼻をかんでも、中耳炎の原因となってしまいます。

鼻うがい情報局 – 鼻うがいの注意点

おしまい

はじめは鼻から液を入れるということに抵抗がありますが、ゆっくり行えば慣れてくると思います。

しかし、注意点を守らないと中耳炎になる恐れがあるので、慣れないうちは口から出すのは避けたほうがいいかもしれません。

筆者も水を出し切らずに鼻を噛んでしまい、その時だけでしたが、ちょっと耳の奥に違和感を感じたことがありました。

鼻うがいは正しい方法でゆっくり行いましょう!

鼻うがい専用の洗浄液やキットもあるみたいです。

コップを使うよりも楽に鼻うがいをすることができます。

ハナノア 専用洗浄液 500mL

ヨガの鼻洗浄器 ネティポット 樹脂製 軽量 (ホワイト)

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