緑豆もやしや大豆もやしの栄養について

最終更新日時 : 2016年11月18日

安くて大量に買えるもやしの栄養価が高ければ、食費を節約できると思ったのでもやしの栄養について調べてみました。

調べたもやしの種類

緑豆もやし

スーパーでよく見かけるもやしの代表。200gを20円以下で買うことができます。

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大豆もやし

こちらもスーパーでよく見かけるもやしですが、緑豆もやしに比べると高額です。150gが75円前後で売っていました。

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緑豆もやしの栄養

緑豆もやし100gが、1回の食事で取るべき栄養素に対してどれだけ栄養が含まれているかを表にしました。(小数点は四捨五入)

栄養素名 1食の目安に対する割合
エネルギー 3%
たんぱく質 12%
脂質 1%
炭水化物 4%
ビタミンC 25%
ビタミンE 5%
ビタミンK 18%
ビタミンB1 13%
ビタミンB2 14%
ビタミンB6 15%
ナイアシン 9%
モリブデン 821%
葉酸 52%
パントテン酸 16%
ビオチン 10%
カリウム 9%
カルシウム 5%
マグネシウム 9%
リン 7%
9%
亜鉛 11%
33%
マンガン 6%
ヨウ素 5%
食物遷移 23%

モリブデン葉酸が非常に多く含まれています。ビタミンC食物繊維もなかなかです。

しかし、他の栄養素はそこまで多くないので、100gの緑豆もやしだけでは栄養不足です。

大豆もやし

大豆もやしの栄養

大豆もやし100gが、1回の食事で取るべき栄養素に対してどれだけ栄養が含まれているかを表にしました。(小数点は四捨五入)

栄養素名 1食の目安に対する割合
エネルギー 7%
たんぱく質 25%
脂質 12%
炭水化物 3%
ビタミンC 15%
ビタミンE 23%
ビタミンK 335%
ビタミンB1 28%
ビタミンB2 19%
ビタミンB6 22%
ナイアシン 12%
葉酸 106%
パントテン酸 24%
ビオチン 10%
カリウム 19%
カルシウム 10%
マグネシウム 25%
リン 13%
14%
亜鉛 13%
50%
マンガン 26%
食物遷移 40%

緑豆もやしと比べ、全体的に栄養が多くなっています 特にビタミンKが豊富です。ビタミンKは血液を固めて止血したり、骨を作る際に使われたりする栄養素です。

ビタミンCは緑豆もやしの方が多いようです。しかし、ビタミンCは加熱によって失われるため、もやしから摂取できる量はあまり期待できませんので大きな問題ではないと思われます。

最も注目すべき事は、大豆もやしにはモリブデンが含まれていないことです。緑豆もやしの場合、モリブデンが大量に含まれていたため、せっかく多く含まれているはずのの効果を打ち消してしまっていました。

しかし、大豆もやしはモリブデンが含まれていないため、豊富な銅をしっかり摂取することができます。

また、大豆もやしはその名の通り、大豆を種子としているので、美肌効果のある「イソフラボン」なども含まれるようです。

もやしに関する豆知識

もやしの鮮度

白くて硬いものが新鮮。袋の中に水が出ているものはダメ。

もやしの保存方法

氷点下にならない低温で保存。野菜室より低温が良い。

もやしの調理ポイント

  • フライパンにサラダ油を入れて加熱しておき、短時間で炒める。
  • 低温で長時間炒めると水っぽくなるのでダメ。

もやしは英語で

もやしは英語でスプラウト(Sprout)です。発芽したての野菜の種子などもスプラウトと言います。

というのも「もやし」は植物の名前ではなく、豆類が発芽したもの全般を指します。漢字で書くと「芽し」または「萌し」です。発芽させることによって豆の時にはなかったビタミンCが生成され、ビタミンB2も増加。さらに食物繊維やタンパク質は吸収されやすい形に変わり、カルシウムや鉄分も多く含まれるなど、いい事がたくさんあります。

結論

緑豆もやしに比べると大豆もやしの値段は高いですが、栄養が豊富で調理の手間も変わらないので、可能であれば大豆もやしを食べるのがいいのではないでしょうか

◆参考

もやし – カロリー計算/栄養成分 | カロリーSlism

大豆もやしの栄養と機能性 | もやし生産者協会

ビタミンK | ビタミン | 栄養成分百科 | グリコ

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