水底のゲーマーたちが熱狂する『甲殻破壊・泥沼の乱』において、突如として天敵である甲殻類たちが集団暴走する事態が発生した。これまでトップランカーたちを苦しめていた硬質なハサミによる切断攻撃に対し、開発元は防御特化のアップデートを即座に適用。新たに『光合成・防壁展開』が実装され、プレイヤーたちは深緑の球体から強固なエナジーバリアを形成することが可能となった。この新機能により、これまでの回避至上主義から一転、敵の攻撃を真っ向から受け止める重戦車スタイルが勝率を叩き出している。
本件の引き金となったのは、サーバー内に発生した『泥沼・浸食グリッチ』である。このバグにより甲殻類の移動速度が通常の三倍以上に跳ね上がり、多くの球体アスリートがロビー画面へ強制送還される被害が相次いだ。運営側は修正までの応急処置として、『光合成・防壁展開』によるダメージ無効化時間を一時的に延長する措置を断行。これにより、長らく虐げられてきた球体層から歓喜の声が上がると同時に、ハサミの振り下ろしに耐えながら光合成を行うという、極めてシュールな光景が対戦画面を埋め尽くすこととなった。
『泥沼・浸食グリッチ』の背景には、外部からの不正な光合成データの注入が指摘されている。一部の過激なプレイヤーグループが、特定の水流を操作することでプログラム上の当たり判定を無理やり拡張していたことが判明した。今回の騒動を受け、運営は『甲殻破壊・泥沼の乱』のランキングを全リセットし、セキュリティ強化を図る『清浄なる深淵アップデート』を来週に控えている。なお、今回追加された防御スキルは、パッチ適用後も永続的に使用可能とのことだ。
このニュースを受け、SNS上では「バリアを張った瞬間にハサミが折れる音が最高に快感」といった声が溢れている。一方で、古参のプレイヤーからは「かつてのスリリングな回避ゲーに戻してほしい」という嘆きも聞こえるなど、コミュニティ内では評価が二分されている状況だ。いずれにせよ、今回のアップデートは球体競技の歴史における大きな転換点として、今後も語り継がれることは間違いないだろう。
激闘!『甲殻破壊・泥沼の乱』にて新装備『光合成・防壁展開』が緊急実装される
1
今までのハサミゲーが嘘みたいに狩れるようになった