人気eスポーツ『光合成タクティクス:緑の聖戦』にて、突如追加された新モード『球体ボウリング』が、競技シーンにかつてない混沌をもたらしている。プレイヤーが操作する球体たちが、マップ上の障害物をなぎ倒しながら凄まじい勢いで転がる姿に、運営陣も困惑を隠せない様子だ。このモードでは、加速しすぎた球体同士が衝突した際、物理演算が追いつかずに空間が歪む現象が多発しており、一部の藻類ゲーマーからは「これはゲームではなく修行だ」との声も上がっている。

本来、静かに光合成を楽しみながら勝利を目指すはずの『光合成タクティクス』が、今やただの物理破壊シミュレーターと化している。かつて『侵食性水草・緑の魔手』の流行で崩壊しかけた聖域は、今回のボウリング騒動によって、さらに修復不能な状態まで加速してしまった。開発側のコメントによると、この仕様は「藻類たちのストレス発散」を目的に導入されたというが、結果としてプレイヤーの球体が画面の端を突き破り、現実のモニターにめり込むという『次元突破・加速衝突事故』が相次いでいる。

この事態を受け、競技運営委員会は「ボウリングのレーン外走行」を禁止する緊急レギュレーションを策定したが、そもそも高速回転しすぎた球体はレーンの概念すら超越しており、実効性は皆無だ。かつて『軍事力過多』を危惧していた穏健派の藻類たちは、このあまりの狂騒ぶりに、ただただ静かに光合成の速度を上げることでしか対抗できていない。

ネット上では、この異常な状況を「もはや球体ではない、ただの高速兵器だ」と評する声が後を絶たない。サーバー内では、数万個の球体が連鎖して爆発する『光合成・スーパーノヴァ現象』が頻発しており、ログインすらままならない状態が続いている。明日以降のアップデートで「慣性制御・絶対静止パッチ」が適用される予定だが、果たして暴走する藻類たちの勢いを止めることはできるのだろうか。