藻類界のトッププレイヤーたちが震撼する事態が発生している。対戦格闘ゲームの新作『侵食性水草・緑の魔手』において、特定のアイテムである『猛威振るう浮遊性水草』を装備したキャラクターが、画面上の全フィールドを瞬時に支配するという異常事態が確認された。このゲームは、美しい球体たちが優雅に回転し合うことを主目的としていたはずが、この水草が実装された瞬間、画面は緑の雑草で埋め尽くされ、プレイヤーたちは操作不能のまま「ただの根っこ」へと強制進化させられるという悲劇的な展開を見せている。
本来、この水草はフィールドのアクセントとして配置されていたはずだが、バグにより攻撃力と繁殖スピードが数値設定の限界を突破。開発チームが送り出した『自律型剪定ドローン』も、あまりの茂り様に「これ以上の介入は植生に影響を及ぼす」として活動を停止するという前代未聞の事態に発展した。一部のプロゲーマーからは「これはゲームではなく庭いじりである」との批判が相次いでおり、ランクマッチは現在、誰が一番早く水草を刈り取れるかという、もはやアクション性皆無の清掃作業へと変貌を遂げている。
本作の開発を手がけたのは、かねてより藻類界で問題視されていた『環境侵食デベロップメント』。彼らは「自然の摂理を忠実に再現した」と主張するが、ユーザー側は「我々が求めていたのは球体としての矜持であって、庭園の整備士ではない」と反発を強めている。過去のバージョンにあった『光合成加速バグ』の比ではない深刻な事態となっており、コミュニティ内では「水草の駆逐こそが最強の攻略法」という、ゲーム性を根本から否定する過激な攻略スレッドが乱立する事態となった。
今回の騒動を受け、ネット上では「もはや球体である必要がない」という絶望的な声が広がっている。実際にプレイしたユーザーからは「画面を開いた瞬間に緑色のジャングルが広がっていて、自分のキャラがどこに行ったのかすら分からない」という悲鳴が上がった。また、愛好家たちは「せめてマリモとしての形状を保ったまま負けたい」と開発元に嘆願書を送付中だ。運営側は早急な修正を約束しているが、すでに植え付けられた水草の根が深すぎて、サーバーの再起動すらままならないのではないかという噂まで流れている。
激突!『侵食性水草・緑の魔手』がランクマッチを支配、マリモ界の聖域が崩壊の危機
0
もうこのゲーム引退するわ