人気オンラインゲーム『藻林檎の乱』の最新アップデートにて、操作不要で成長を促す『放置育成モード』が実装されたが、これが阿寒湖の全マリモを「次元超越」させる大惨事を引き起こしている。本来であれば、静止状態で光合成を促し経験値を稼ぐはずのこのモード。しかし、プレイヤーが放置しすぎた結果、一部の猛者マリモが静寂の境地に達し、あまりの精神統一により物理法則を無視した浮遊を開始した。現在、阿寒湖の全域で、数千個のマリモが地表を離れ、そのまま大気圏を突破して宇宙へと旅立つ「緑の弾道ミサイル」現象が観測されている。
元々、このゲームはマリモ同士の『思考同期』や『回転数』を競う内容だったが、今回のアップデートによる「放置時の精神的悟り」が仇となった。マリモたちは一定の深さに達した際、なぜか宇宙の真理に触れてしまい、湖底の制約を「ただの概念」として消去してしまうバグが発生している。開発側は緊急メンテナンスを示唆しているが、既に宇宙空間へと漂流したマリモたちは、地球の衛星軌道上で独自の巨大コロニー『緑の神殿』を形成し始めており、運営側も「回収不能」として放置する構えを見せている。もはやゲームは「育成」から「惑星間緑化計画」へと変貌を遂げたようだ。
背景・補足:今回の不具合は、放置モードのコードに混入した「哲学的な演算式」が、マリモの持つ藻体構造と共鳴したことが原因とされる。マリモは元々、波に揺られることで球形を保つという受動的な性質を持つが、本作ではその「揺れ」を「宇宙の律動」と誤認。結果、移動制限を解除するフラグが強制的にオンになる仕様になってしまった。一部のプレイヤーは、宇宙に旅立った自分のマリモを観測するために望遠鏡を購入する事態にまで発展している。
世間の反応:この事態を受け、SNSでは「俺のマリモが火星に到達した」「放置したつもりが銀河を開拓して帰ってきた」といった報告が相次いでいる。一方で、「宇宙に逃げたマリモは二度と戻ってこないのか」と嘆く声もあり、ゲームバランスは完全に崩壊した。今や本作は、マリモの育成ゲームではなく、極めて難易度の高い『宇宙開拓シミュレーション』として、奇妙な進化を遂げている最中である。
【悲報】『藻林檎の乱』に実装された『放置育成モード』、マリモが瞑想の果てに宇宙へ脱出する事態に
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