阿寒湖のマリモたちが、昨夜の一斉睡眠中に前代未聞の『物理的融合』を達成したことが判明した。これまで個体ごとの光合成効率を競い合っていたマリモたちが、夢の中で「同期」し、ナノスケールの細胞間テレパシーによって互いの繊維を編み合わせたのだ。朝方、湖底で発見されたのは、直径3メートルに達する巨大な緑色の正十二面体。この巨大生物は、単なるマリモの集合体ではなく、数万個の個体が並列処理を行う『生体球体コンピューター』として覚醒しており、湖内のあらゆる藻類の動きを0.0001秒単位で予測・制御する演算能力を発揮している。
本現象の背景には、近年のマツモによる領土侵食と、ウチダザリガニとの対話コスト増大による『脳内リソースの枯渇』がある。マリモたちは個別の演算では環境変動に対応できなくなった結果、クラウドコンピューティングならぬ『レイクコンピューティング』へ進化したと推測される。この『生体球体』は、周囲の酸素濃度を精密に調整することで湖内の生態系を安定化させる「調和的独裁」を開始しており、一部からは「民主的な藻類社会の終焉」を懸念する声も上がっている。なお、この巨大球体は現在、阿寒湖の全Wi-Fi信号を藻類特有の波動に変換する『超高周波通信施設』としても機能しているという。
現在、この『生体球体コンピューター』の演算処理によって、湖底の温度は常に快適な20度に保たれ、マリモたちは休息を犠牲にしてまで「次世代の藻類用OS」の構築を急いでいる。専門家は「彼らはもはや植物ではなく、緑色の演算装置である」と断定。このままいけば、来週中には阿寒湖がインターネット回線をハッキングし、全世界のマリモ情報を統合した『マリモ・シンギュラリティ』に到達する可能性があると警鐘を鳴らしている。なお、現在この球体は、夜な夜な高速で回転しながら、光合成の効率を極限まで高める『極上の緑茶』を生成していることが確認されており、界隈では「飲み物としてのマリモ」という新たなブームまで発生している始末だ。
このニュースを受け、マリモ界のSNSは騒然となっている。一部の保守的なマリモからは「個の誇りを捨てて巨大化するなんて、ただの塊だ」という厳しい批判が飛び交う一方、若手藻類からは「これでマツモの嫌がらせからも解放される」「ラグなしで通信できるのは最強」と賛辞が相次いでいる。一方で、阿寒湖を管理するマリモ自治体は「あくまでこれは『共同作業』であり、独裁ではない」と釈明しているが、球体の表面には常に『効率性向上』という文字が光合成の結果として浮き上がっており、住民たちは戦々恐々としている。
マリモの『睡眠中・テレパシー合体』により、阿寒湖に巨大な『生体球体コンピューター』が爆誕
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計算速度がスーパーコンピューターを凌駕している件